のうないはらっぱの世界

発達障害〜ADHDの息子(8)〜を持つシンママのつぶやき

ADHD(注意欠陥多動性障害)を知ろう

 

こんにちは。はらっぱです。

 

今日はこの本を紹介したい。

 

ADHD 注意欠陥多動性障害の本 (セレクトBOOKS育ちあう子育ての本)

 

息子がADHDと診断されることになったきっかけの話。

小学校に入学して初めての家庭訪問にて、担任の先生から「多動じゃないですか?」と唐突に聞かれた。

同じ保育園の友達もいない中で初めての学校と言う場所で、入学してまだ1ヶ月も経っていなかった。子供としても落ち着かないのはしょうがないとしか思えない。

 でも相当詰められた

「授業中座っていられません」「集中力が続きません」「キレると手がつけられません」「机の周りがひどいです」「話を聞きません」「病院なら紹介します」

先生の言い方もあると思うのだが、もちろん初めは受け止めることはできなかった。余裕のない先生なんだろうって。先生自身感情が前に出てしまうようで、”怒鳴るために怒る”部類の先生だった。

 

”とんでもない担任にあたってしまった”と思った。どうして今の時代すぐに”病気”と決めつけるのだろうと時代さえ憎むほどだった。

 

マシンガントークが続き、頭が混乱したまま家庭訪問が終わった。しばらくすると冷静さを取り戻してくる。腹の底から湧き上がる怒りと、”そんなことで怒んのかよ”と鼻で笑うもう一人の自分が冷戦状態。それを見ていたまたそのもう一人の自分がようやく少し疑いを持ち始めた

 

そこでまず気付いたこと。

 

多動ってなんだ?”だった。

ググってみると”ADHD”というワードがズラッと並んだ。

 

一つ一つ読んでみると、心がザワついた。もしかして本当にそうなんじゃないかって。思い過ごしならそれでいい。でももし本当に息子が”ADHD”という障害を持っているのなら、息子のために真剣に考えなければならない。

 

何事もまず”知る”ことだと思い、翌日本屋へ駆け込んでみた。

 

そこで出逢ったのが、今日紹介した「ADHD 注意欠陥多動性障害の本 (セレクトBOOKS育ちあう子育ての本)」。

困難の始まりと同時に、すぐさまスタート地点に立つことができた。

 

まずこの本を手に取らなければ、同じ一年でも今ほど落ち着きを取り戻せていなかったかもしれない。もしかしたら取り返しのつかないことになっていたかもしれない。今となっては、少々強引な先生で良かったのかもしれないとまで思えるようになった。

実際に友達とのトラブルで、学校の休み時間に息子が道路に飛び出すという事件もあったのだ。報告を受けた時の衝撃は今でも忘れられない。

この本は漫画を織り交ぜていて、しかもカラフルで見やすいのが何よりいい。素人でも分かりやすく詳細に書かれている。ADHDの症例、原因、対策、家庭や学校でできること、薬物療法についてや実例など知りたかったことが詰まっていた。

もし少しでも不安や気になる点があるのならこの本を手に取ってもらいたい。悩んでいるより早い。大切な我が子が、生きにくさを感じて苦しんでいるかもしれない。ADHDの子は自分を卑下している場合が多く、大人になるにつれ二次障害(精神病など)を引き起こす確率が高いそうだ。病院の予約日を待つ間でも、病院に行くまでの行動は起こせなかったとしても、親の対応が変わるだけで子供は随分と楽になるはずだ。学校や関係機関との連携も取りやすくなる。

自分の子供ではなくとも、もし自分の周りに”ADHD”の子供がいるのなら同様だ。周りに知ってもらうだけで、その子にとってかなり生きやすい環境が増える。

 

ネットで情報収集が容易にできる時代だが、私は信憑性を求めたい。入り乱れる情報の中から採取することはかなり難しい。

 生きにくさを感じている子供を、少しでも理解してくれる人が増えたら本当にありがたく思う。とにかく自分が”知る”ことからだ。

 

”知った”おかげで次の行動に移ることができたのだ。

 

じゃあ、またね。